連載第11回:マニュエル・オラジ Manuel Orazi (1860〜1934)

0

    連載第11回:マニュエル・オラジ Manuel Orazi (1860〜1934)

    このブログ連載はアルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックを含むアール・ヌーヴォーの有名な作品をポスターや版画を中心に絵と解説で紹介やアール・ヌーヴォーの大まかな歴史やポスター製法の用語(例えばリトグラフとは)などを更新いたします。アール・ヌーヴォーのポスター傑作集連載の第11回です。

     

    ラ・メゾン・モデルヌ 1900年

     

    マニュエル・オラジは本名エマニュエル・ジョセフ・ラファエル・オラジといいパリで活躍したアール・ヌーヴォーを代表する画家です。1860年にイタリアのローマで生まれ1896年にはパリに移り、サミュエル・ビングのお店である「アール・ヌーヴォー」のためのカレンダーを制作します。このカレンダーは一風変わったカレンダーで

     

     


    3・4月のアート・セミナーの様子「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」

    0

      3・4月のアート・セミナーの様子「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」

       

      3月24日と4月14日にリボリアンティークスにて、実際に観て学ぶアート・セミナー「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」を開催いたしました。

       

       

      今回は挿絵や絵はがきが中心のため、机のレイアウトを変更して行いました。

      実際に作品をご覧いただきながらのセミナーのため定員5名までの少人数制となっておりますが、1名からでも行っておりますので機会がございましたらぜひご参加ください。

       

      では、セミナーに参加された方には復習として、またお時間の都合で来られなかった方や興味のある方のために、当日セミナーで行った内容を簡単にまとめてあります。セミナーに参加された方で、このまとめをみてまた質問等ありましたらお気軽にお聞きください。

       


      文芸雑誌「ココリコ」(COCORICO)1899〜1902

      0

        文芸雑誌「ココリコ」(COCORICO)1899〜1902

         

        「ココリコ」(COCORICO)とは1899年から1902年にかけて芸術家であるポール・ブティニ(Paul Boutigny)によりパリで発行された文芸雑誌です。19世紀末、いわゆるベル・エポックと呼ばれたこの時代、ジュール・シェレやトゥールーズ・ロートレック、そしてアルフォンス・ミュシャの登場により、ポスターや版画がフランスで大人気となります。それまでの一部の特権階級に向けた芸術から広く民衆に愛される芸術へとなっていき、ポスターもより芸術的に、そして著名画家の版画集などが販売されるようになります。そして、この1900年前後は特に装飾芸術への人気も高まり、ミュシャに代表されるような装飾パネルも製作されるようになります。装飾パネルとは家の内装を彩る広告物(ポスター)では無い比較的大きめの版画のことをです。ちなみに、装飾芸術のことはフランス語でアール・デコラティフいいますが、皆さんの想像されるアール・デコはカッサンドルやラリックなど1925年ごろの芸術様式のことだと思いますが、もともとは装飾芸術のことを指します。なので、ミュシャの時代でもアール・デコラティフという言葉は用いられますし、ミュシャのポスターにもその言葉は登場します。

         

        話が脱線しましたが、この時代はそれほど一般市民の芸術への関心が高まった時代でもあり、その時代にこたえるべく「ココリコ」誌は誕生しました。ココリコとはフランスを象徴する「雄鶏」の鳴き声「コケコッコ―」のことで、創刊号の表紙と中表紙のココリコのロゴデザインをアルフォンス・ミュシャが手掛けていますが、雄鶏が描かれています。

         

        ココリコ創刊号

         


        連載第10回:レスタンプ・モデルヌ

        0

          連載第10回:レスタンプ・モデルヌ

           

          このブログ連載はアルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックを含むアール・ヌーヴォーの有名な作品をポスターや版画を中心に絵と解説で紹介やアール・ヌーヴォーの大まかな歴史やポスター製法の用語(例えばリトグラフとは)などを更新いたします。アール・ヌーヴォーのポスター傑作集連載の第10回です。

           

           

          アルフォンス・ミュシャの手掛けた「レスタンプ・モデルヌ」のカバー

           

          版画に対する一般市民の人気、そして版画に芸術的価値を認めた愛好家にこたえるべく、シュンプノワ社は1897年から99年の2年間にわたり、ひと月に4名の画家の新作版画を一つのカバーに収め、作品の一つ一つに解説などをつけた「レスタンプ・モデルヌ」(現代版画)を販売します。

           

          カバーはアルフォンス・ミュシャが手掛け、ジョルジュ・ド・フール、ウジェーヌ・グラッセ、レアンドル、アンリ・ムニエ、エドモンド・アマン・ジャン、オーギュスト・ローデル、テオフィル・スタンラン、H・G・イベルス、アドルフ・ウィレット、ラファエル・コラン、フェリックス・ブラックモン、など当時を代表する画家の作品が発表されました。

           


          連載第9回:フェリックス・ヴァロットン

          0

            連載第9回:フェリックス・ヴァロットン

             

            このブログ連載はアルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックを含むアール・ヌーヴォーの有名な作品をポスターや版画を中心に絵と解説で紹介やアール・ヌーヴォーの大まかな歴史やポスター製法の用語(例えばリトグラフとは)などを更新いたします。アール・ヌーヴォーのポスター傑作集連載の第9回です。

             

             

            文芸雑誌「ル・リール」に掲載されたフェリックス・ヴァロットンの作品。

            ヴァロットンと言えば「怠惰」などに代表される木版画の作品が有名ですが、実は上記のようなコミカルな作品も手掛けています。

             

            ヴァロットンの木版画「怠惰」


            「サロメ」 アルフォンス・ミュシャ

            0

              「サロメ」 アルフォンス・ミュシャ

               

               

              この作品は、1897年に発行されたオリジナル版画集「レスタンプ・モデルヌ」の第二号に収録された

               

              「再生」エミール・ベルクマンス

              「笑顔」アルマンド・ベルトン

              「回顧」ジョルジュ・ド・フール

              「サロメ」アルフォンス・ミュシャ

               

              の4枚の新作版画のうちの1枚です

              シェレやロートレックの活躍やミュシャの登場によりポスターや版画は新しい芸術として人々に受け入れられました。産業革命以降のヨーロッパの発展はブルジョワジーなどの中産階級を生み、従来の王族や貴族、教会に向けた芸術とは違い、一般の人々に向けた芸術が求められ、そのような芸術への機運の高まりにシュンプノア社は答えるべく、毎月4枚の新作版画集「レスタンプ・モデルヌ」を1897年から1899年にかけて毎月、計24号発売しました。


              アート・セミナー「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」のお知らせ

              0

                アート・セミナー「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」のお知らせ

                 

                次回のアート・セミナーは「美しきアルフォンス・ミュシャの挿絵と絵はがき」、アルフォンス・ミュシャの略歴やその時代になぜ版画や絵はがきが流行したのかを交えながらミュシャの挿絵や版画、それに絵はがきを中心とた作品の解説をしていきます。

                 

                アート・セミナーの日時は、3月24日(土)13:00~14:30と4月14日(土)13:00~14:30の2回、内容は各回とも同じで場所はリボリアンティークスのギャラリーにて行います。定員5名:要予約、最少催行人数:1名 セミナー代1,000円(学生800円)

                 

                3月24日 終了しました

                4月14日 13:00〜14:30 (残席あり)

                 

                このような感じで行っております、過去のセミナーの様子は

                1月・2月のアート・セミナーの様子「ル・シャ・ノワール」

                10月・11月のアート・セミナーの様子

                をご覧ください。

                 

                それでは今回の内容についてです。

                 

                 


                連載第8回:イヴェット・ギルベール

                0

                  連載第8回:イヴェット・ギルベール

                   

                  このブログ連載はアルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックを含むアール・ヌーヴォーの有名な作品をポスターや版画を中心に絵と解説で紹介やアール・ヌーヴォーの大まかな歴史やポスター製法の用語(例えばリトグラフとは)などを更新いたします。アール・ヌーヴォーのポスター傑作集連載の第8回です。

                   

                  1894年にトゥールーズ・ロートレックが描いた「リンガー、ロンガー、ルーを歌うイヴェット・ギルベール」

                   

                  イヴェット・ギルベール(1867〜1944)は19世紀末、ベル・エポックと呼ばれたパリで活躍したシャンソン歌手であり、語るような独特な歌い方は「ラ・ディズーズ」(朗読者)と呼ばれ、そのことから今日では「世紀末の語り部」といわれることもあります。

                   


                  連載第7回:影絵劇を流行させたフランスの浮世絵師アンリ・リヴィエール

                  0

                    連載第7回:影絵劇を流行させたフランスの浮世絵師アンリ・リヴィエール

                     

                    このブログ連載はアルフォンス・ミュシャやトゥールーズ・ロートレックを含むアール・ヌーヴォーの有名な作品をポスターや版画を中心に絵と解説で紹介やアール・ヌーヴォーの大まかな歴史やポスター製法の用語(例えばリトグラフとは)などを更新いたします。アール・ヌーヴォーのポスター傑作集連載の第7回です。

                     

                     

                    今回紹介します画家は、19世紀末にフランスでおこったジャポニズムの流行、その中でも特に浮世絵の影響を受け、自身も数多くの浮世絵を所蔵し、葛飾北斎の「富岳三十六景」に倣い、「エッフェル塔三十六景」を制作したフランスの浮世絵師アンリ・リヴィエールです。

                     


                    創業祭のお知らせ

                    0

                      創業祭のお知らせ

                       

                      皆様にご愛顧いただきリボリアンティークスは2018年3月3日をもって70年を迎えます。株式会社東京羊羹本舗の文化事業の一つである西洋文化部門「リボリアンティークス」では、70年を記念して長年蒐集してきた珍しい作品を販売いたします。

                       

                       

                       

                      続きを読む >>


                      新着記事

                      カテゴリー

                      archives

                      links

                      profile

                      search this site.

                      others

                      mobile

                      qrcode