モンマルトル美術館がリニューアルオープン

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    前回パリに訪れたときは改装中だったモンマルトル美術館が、2014年10月17日にオープンしたので行ってきました。

    現在の企画展はこちら


    The Spirit of Montmartre and Modern Art 1875-1910

    フランス語だと

    L'Esprit de Montmartre et l'Art Moderne, 1875 - 1910

    で、今年2015年の9月25日まで開催しています。

    題名は「モンマルトルの精神と現代美術」となり、スタンランやウィレット、ロートレックの作品が多数展示されています。

    中でもぜひ見てほしいのが、


    アドルフ・ウィレット(Adolphe Willette)の油絵  Parce, Domine, parce populo tuo/ne in aeternum irascaris nobi
    と 

    アンドレ・ジルの油絵 lapin-agile(ラパン・アジル)です。

    lapin-agileはlapinがうさぎでagileが身軽や軽快という意味で「身軽なうさぎ」となります。モンマルトル美術館の裏に今もあるシャンソニエ、カフェ・コンセールでかつてはエディット・ピアフもここで歌ったそうです。

    上のウィレットの作品の題は特殊で、Parce Domineとういう聖歌の歌詞をそのまま題名にしています。この絵はキャバレー シャノワールの店内に飾られていたといいます。

    アドルフ・ウィレットはキャバレー シャノワールとも関係がとても深い画家なので、ほかの作品も機会があれば紹介したいと思います。

    まだまだ、たくさんの絵がかかっていますのでパリに行く機会がありましたらぜひ見てください。とってもおすすめです。


     


    ジャンヌ・アヴリル  絵と写真で見る女優・俳優たち

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      今日は、ジャンヌ・アヴリルについてです。

      ジャンヌ・アヴリルとは、ムーラン・ルージュでも活躍したダンサーで、2001年の映画「ムーラン・ルージュ」でニコールキッドマンが演じたサティーンのモデルともいわれています。


      1868年―1943年 75

       

      ドゥミ・モンデーヌ(高級娼婦)の母親とイタリア貴族の間に生まれる。貧困な少女時代を過ごし、ムーラン・ルージュのダンサーとなる。

       

      しかしジュンヌは独立して一人で踊るのをこのみ、他のダンスホールやカフェ・コンセールに出演する。

      映画とは違い、1911年に画家のモーリス・ビルスと結婚しています。


      ここから2枚は絵と写真の比較です!


       1番といってもいいほど有名な絵 1893年のロートレックの作品

        絵と同じポーズをとるジャンヌ・アヴリルの写真

        1899年のロートレックが描いたポスター
        同じポーズをとるジャンヌ・アヴリルの写真



      次は有名なポスターの紹介!!

       日本でも大人気な、ロートレックが描くディヴァン・ジャポネ 手前に座っている女性がジャンヌ・アヴリルです。

       1893年  レスタンプ・オリジナルの表紙 
       1896年 エグランティーヌ一座  一番奥がジャンヌ・アヴリル

          実際のエグランティーヌ一座 左端がジャンヌ・アヴリル

      以上は有名な絵で、次の絵を知ってたら、かなりのロートレックマニアです。

       1893年 ロートレックとイベルスの連作「カフェ・コンセール」の1枚

      あと、ロートレックは油絵も描いていますが、それはまた別の機会に。

      ではでは、また〜次の記事までお待ちください!

      おまけの1枚
       ジャンヌ・アヴリルの夫 モーリス・ビルスの描いた絵です。

       


      絵と写真で見る女優・俳優たち

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        19世紀末から20世紀かけて活躍したポスター作家たち。いままで、字が主体のポスターから絵が主体のカラーポスターに移り変わっていった時代でもあります

        彼らポスター作家が描いたのは、風景ではなく、人。それも、女優や俳優、そして娼婦たちなどです。

        これからのブログでは、その時代描かれている人々を、絵と写真で紹介していきます。

        近代ポスターは、ジュール・シェレより始まります。

        ただしこのポスターの父であるシェレは、あまり決まったモデルがない。というよりは、むしろ常に同じような女性を描きます。
        (目が細く、同じ髪型、服の色は黄色が多くたまに赤,そして背景に青など)

        しばし、このシェレ風ともいわれるこの様式は一世を風靡し、またたくまに広がっていきます。

        以下にシェレの有名な絵を載せますので比較してみてください。




        それから何十年かして、ロートレックやミュシャなどという、有名な女優・俳優を描き、またその人を主役としたポスターが誕生し、時代は変わっていきます。

        それでは、次回より有名な女優や俳優を紹介していきます。

        トップバッターはジャンヌ・アブリ

        お楽しみに〜(^^♪


         


        パリでロートレックを見る!!  その5 ムーラン・ルージュ!!

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          パリでロートレックを見る!! その5 ムーラン・ルージュ!!

           

          いよいよ目的地のムーランルージュに到着です。




          ムーラン・ルージュとはムーランが「風車」、ルージュが「赤」を意味しています。建物にそのまんま赤い風車が乗っています。

           

           


          パリでロートレックを見る! その4 ディボン・ジャポネからシャ・ノワール移転地そして、ムーランルージュへ

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            パリでロートレックを見る! その4 ディボン・ジャポネからシャ・ノワール移転地そして、ムーランルージュへ

             

            その3にて、ディボン・ジャポネの跡地にやってまいりました。



            ここは現在でも DIVANという言葉は残っていて、DIVAN DU MONDEというコンサートやクラブになっています。

            フランス語で、DIVANは東洋風な長椅子 ジャポネはもちろん日本。ちなみに現在のMONDEは世界という意味ですから、日本の長椅子から、世界の長椅子になったわけです。



             


            パリでロートレックを見る! その3 テルトル広場からル・シャノワール 開店の地へ

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              パリでロートレックを見る! その3 テルトル広場からル・シャノワール 開店の地へ


              前回やっとモンマルトルの中心テルトル広場につきました!

              そして、テルトル広場はお土産屋さんや、そして何といっても似顔絵かきです。



              こんな感じでみなさん書いてもらっています。

               


              日本でロートレックを見る!! 竹久夢二とロートレック

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                パリでロートレックを見る!を書いてる途中ですが、今、日本でもロートレックが見れます!!

                なので、さっそく行ってきました!

                それは、


                竹久夢二展です。竹久夢二生誕130年の記念展示で、9月26日〜10月6日まで日本橋高島屋で開催しています。

                ほとんど、竹久夢二の作品ですが、あなどるなかれ、ロートレックのメインの作品はほとんど見れます。

                以下羅列

                ムーラン・ルージュ ラグリュ  ディヴァン・ジャポネ  サロン・デ・サン アンバサドォールのアリスティッドブリュアン  メイ・ミルトン  エグランティーヌ一座 コンフェッティ ルヴ・ブランシュ などなど、後10点ぐらいあります。

                スタンランのル・シャ・ノワールとミュシャのJOBもあり、かなり充実した内容ですので、時間のある方はぜひ!!

                もし、日本橋高島屋を見逃しても、このあと横浜の高島屋でも開催するそうです。

                 


                パリでロートレックを見る!  その2 モンマルトル美術館とテルトル広場

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                  パリでロートレックを見る! その2 モンマルトル美術館とテルトル広場

                   

                  モンマルトル美術館

                  このロートレックが描いた後姿のアリスティッド・ブリュアンの旗が目印です。



                   

                  地図の2になります

                   



                   


                  パリでロートレックを見る! ムーラン・ルージュ〜モンマルトル散歩コース  その1

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                    パリでロートレックを見る! ムーラン・ルージュ〜モンマルトル散歩コース その1

                     

                    フランスでは、エールフランスがストをするなどいろいろありましたが、無事帰ってきました。

                    ロートレックの作品をじかに見たいと思っても、実はパリでもなかなかロートレックの本物を見ることはできません。
                    油絵ならば、オルセーに常設でありますが、ポスターとなると常設展示してあるところはほとんどありません。
                    ルーブルにある広告美術館や国立図書館がいろいろもってはいますが、常設はしていません。

                    なので、今回は、ロートレックのポスターが見れ、またパリを感じられるおすすめ散歩コースを紹介したいと思います!!

                    とりあえずコースの概要 距離にして約三キロ 徒歩でだいたい45分。



                    自分で地図を切って貼って、線引いてみました。全体図からいうとパリの真上18区と9区です。

                    1:サクレクール寺院〜2:モンマルトル美術館〜3:シャノワール跡地〜4:ディボンジャポネ跡地〜
                    5:移転後のシャノワール跡地〜6:ムーラン・ルージュ




                     


                    ロートレック美術館をたずねて  その4 ロートレックの生家と美術館

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                      ロートレック美術館をたずねて その4 ロートレックの生家と美術館

                       

                      泊まってるホテルが停電! しかも自分の部屋だけブレーカーが落ちて直らない。ホテルの人が直るまでほかの部屋に。ということなので、ほかの部屋に案内してくれて早3時間。いつになったら直るのか??なんか天井に電気係が入ってった。。。(執筆当時のパリのホテル)

                      さてと、いよいよ「ロートレック美術館をたずねて」も最終章

                      アルビの市街地に入り、少し進むと〜

                       

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