ウジェーヌ・グラッセ サロン・デ・サン

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    今回紹介するのは、ウジェーヌ・グラッセ。日本ではあまりなじみがない名前かもしれませんが、ミュシャよりも少し前からフランスで活躍し、ミュシャに影響をあたえた作家になります。



    この絵がグラッセのサロンデサン。ミュシャが描いたサロンデサンの2年前1894年の作品になります。

    2年後のミュシャの作品はこちら



    なんとなく似ていませんか?

    ウジェーヌ・グラッセは1845年にスイスのローザンヌで生まれました。そのあとパリに出てアール・ヌーボの画家の先駆者として活躍しました。

    グラッセはこのほかにジャンヌ・ダルクなど有名な作品も描いていますが、それはまた今度紹介いたします。


    本日オープン

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      本日3月3日に本社ビルを建替え新しいギャラリーがオープンいたしました。


       

      以前ありました、サロンよりも広くなり、1・2階がリボリアンティークスのギャラリーとなっており

      ロートレックやミュシャなどの当時のリトグラフや、アンティークスポストカードを販売いたしております。



      お近くにお越しの際は、お気軽にお越しください。


      3月3日オープン!

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        2016年3月3日にリボリアンティークスがリニューアルオープンいたします。

        パリのアンティークポスターやポストカードなどを取り扱っていますので、お近くにお寄りの際はぜひお立ち寄りください。

        開店に向け準備をすすめていますが、今日は店内の写真を少しupします。

         

        以前より広く、常時100点以上の作品をご用意いたしております、リニューアルオープンまで今しばらくお待ちください。
         


        リボリアンティークスビルのご案内その1

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          現在建て替え中のリボリアンティークスビルがいよいよ来春にオープンいたします。


          実はこのリボリアンティークスビルにはちょっとした仕掛けがあります。

          それはビルの右側!

          そこに


          このようにポスターを壁に直接貼ってあります。

          これは1890年頃のパリではポスターといえば壁に直接貼っていましたのをイメージしています!

          この絵はアリスティッドブリュアンが発行していた「ミルリトン」の表紙

          左に描かれている絵が、ロートレックの有名なポスター


          でも、このミルリトンの表紙を書いているのは黒猫で有名なスタンラン!?

          この当時は有名な画家が他の有名な画家の絵を描くことがよくあります。

          そこで、今回リボリに貼ってあるポスターはクリスマスバージョン!


          この影の男のわかりますか?



          実はロートレックのムーランルージュが元ネタです。

          定期的にポスターは張り替えるので、お楽しみに!あと必ず元ネタがあるように作りますのでぜひ、元ネタを探して見てください。




           


          ロートレック展〜ニューヨークのMoMAに行ってきました!

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            ちょっと昔の話ですが、今年の2月にニューヨークに行ってきました。


            目的はもちろん

            これ!
            MoMAで開催さていたロートレック展を見に行くためです。パリの友人や仲間たちにこの展示はぜひ見に行くようにといわれた展示。

            MoMAとは現代アート美術館の頭文字で実際はThe Museum of Modern Art が名前

            展示の題は
            The Paris of Toulouse-Lautrec prints and posters(ロートレックのパリ 版画とポスター)
            2014年7月26日〜2015年3月22日
            です。

            内容はとてもすばらしく、ロートレックの主だった作品は見れますし、なにより滅多にそろいで見ることのない11枚組の版画集「Elles」


            上が表紙でしたが中身
            Ellesとはフランス語で「彼女たち」(彼女の複数形です)が
            実際の内容は娼婦たちと言われています。この作品はすべて娼婦について書かれています。
            よくこの作品は歌麿の「青楼十二時の影響を受けているといわれる絵です。

            ん?なんで浮世絵?と思われるかもしれませんが、1880年代のパリはとても日本の影響を受けています。

            では、また次回
             


            エッフェル塔の鉄骨を再利用した時計!?

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              みなさん、エッフェル塔の鉄骨を再利用した時計があることをご存知ですか?

              エッフェル塔は1889年にパリの万国博覧会のために建てられた当時世界一高い建物(1930年まで)です。

              今ではパリを代表する建物ですが、建築当初はいろいろと反対もあり、実は1909年には解体される予定でした!?
              しかし、ラジオの普及など無線を飛ばす塔としての役割が出き、取り壊されずに済みました。日本の東京タワーやスカイツリーなどは電波塔の役割が最初からありましたが、エッフェル塔はただの万博のモニュメントなのでその役割がなかったのです。

              ちなみに1889年にパリで出来た建物でもう一つ有名なものがあります。

              わかります??

              それは

              そうムーランルージュです。実はムーランルージュとエッフェル塔は同じ1889年に出来ました。

              と、話が脱線しましたが、このエッフェル塔の鉄骨を再利用した時計があるのです!!

              それがこちら



              エッフェル塔が改修工事をした時に、使用していた鉄骨の一部を譲り受け、その稀少なスチールを再加工してベゼルを製作したそうです。

              ベゼルとは縁のブロンズ色の部分。下の写真と見比べてもらえば分かりますがこのエッフェル塔のスチールからカットしたベゼルは
              幾何学的なフォルムとブラウンカラーをいかしています。

              これはエッフェル塔を下から見上げた写真

              しかもこの時計には

              エッフェル塔委員会の真正証明書がついてきます。

              このように1889年の物を利用して新しいのをつくる、これも一つのアンティークの形だと思い紹介しました。


              シャノワールの挿絵 ジャーナル ル・シャ・ノワール 新聞「黒猫」その2

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                初期のシャ・ノワールを語る上で欠かせない画家アドルフ・ウィレット(1857年〜1926年)
                まずは彼の有名な挿絵を紹介します。

                この絵が「ピエロ・ファミスト」訳すると「ふざけたピエロ」という作品で、1882年3月18日発行の第10号に掲載された最初の挿絵です。この絵は人気を博し他にも

                ピエロ・アムール(恋するピエロ)や

                見開きでも掲載されています。

                このピエロはウィレットの代名詞にもなり、

                上の絵のようにロートレックもウィレットのピエロを書いています。
                この絵はウィレットが作った雑誌の表紙をロートレックが描いたものです。

                また、他の画家もシャノワールの思い出としてこんな絵を書いています。

                右のピエロがウィレット 左のネコがスタンラン その間で偉そうに椅子に座っているのがサリだと思われます。

                最後に僕がウィレットの中で一番好きな絵を紹介します。

                 それがこのParce, Domine, parce populo tuo/ne in aeternum irascaris nobi

                という作品。パリのモンマルトル美術館に飾ってある油絵で、実際のシャノアールでもかかっており、シャノワールが移転するときこの絵を担いで引っ越しをしたともいわれているほどシャノワールを代表する絵です。

                もちろん列の先頭にピエロがいます。そして右には黒猫もいます。

                それでは今回はこのへんで〜

                 


                ジャーナル ル・シャ・ノワール 新聞「黒猫」その1

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                  シャノワールといえばこの絵が一番有名ですが


                  実はもう一つ有名な絵があります。きっと当時のパリではシャノワールといえばこの絵だったはずです。
                  (上の有名な絵は閉店の1年前に作られた地方巡業のポスターなので)

                  それは

                  これ!見たことありますか?

                  この絵はキャバレー「黒猫」が開店した1882年から1897年まで毎週土曜日に発行されていた機関紙です。上は絵の部分の拡大図でしたが全体像です。



                  全8ページからなり、中に大体1枚の挿絵が入りました。この挿絵を描いて有名になったのがアドルフ・ウィレットのピエロやスタンランのネコになります。またこの新聞が発行された当初は挿絵を画家に憧れていた、オーナーのロドルフ・サリ自身も書いています。

                  次からは、中の代表的な挿絵を紹介していきますので楽しみにしていてください。
                   


                  「ムルロ工房と 20 世紀の巨匠たち〜パリが愛したリトグラフ」を見てきました!

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                    DIC川村 記念美術館で 2015年4月4日(土)〜2015年5月12日(火)まで開催されている、「ムルロ工房と 20 世紀の巨匠たち〜パリが愛したリトグラフ」を見てきました。



                    ムルロ工房とは、ロートレックやミュシャが活躍していた時代よりも少し後の1920年以降特に1950年頃に数々の版画を作り出した印刷所です。

                    パンフレットにも書かれている通り、シャガールやピカソそしてマティスなど日本人にもなじみの深い作家の作品を数多く世に出しました。

                    一方でロートレックたちの時代には、アンクール社やシェイクス社。ミュシャではシュンプノア社などが有名です。

                    今回この展示を見に行った最大の理由は、リトグラフの印刷機を見るためです!!

                    ※この写真はイメージで実際に美術館で展示してあるものは違います。

                    これが印刷機になります。

                    石版は見る機会があっても、印刷機は滅多に観ることができないので、大チャンスです。

                    また、展示でもムルロ工房以前のポスターも展示してあり、ロートレックやスタンランそしてボナール、さらに前のドラクロワの「ゲーテ」なども展示されていました。

                    そして、出口というか入口というか会場の横ではリトグラフの作り方のビデオが流れており大変参考になります。

                    この辺は、印刷会社の美術館というところを感じさせます。

                    あとお庭もきれいで、平日にいったのですが、レストランは大混雑で入れませんでした。

                    車でしか行けないような場所ですが大人気

                    でも12日までなのでお早目に。

                    今は、箱根でミュシャ・ラリック展、堺市ではミュシャ美術館がリニューアルと全国で開催しており、機会があれば行ってみたいと思います。

                    ではでは、また。
                     


                    モンマルトル美術館がリニューアルオープン

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                      前回パリに訪れたときは改装中だったモンマルトル美術館が、2014年10月17日にオープンしたので行ってきました。

                      現在の企画展はこちら


                      The Spirit of Montmartre and Modern Art 1875-1910

                      フランス語だと

                      L'Esprit de Montmartre et l'Art Moderne, 1875 - 1910

                      で、今年2015年の9月25日まで開催しています。

                      題名は「モンマルトルの精神と現代美術」となり、スタンランやウィレット、ロートレックの作品が多数展示されています。

                      中でもぜひ見てほしいのが、


                      アドルフ・ウィレット(Adolphe Willette)の油絵  Parce, Domine, parce populo tuo/ne in aeternum irascaris nobi
                      と 

                      アンドレ・ジルの油絵 lapin-agile(ラパン・アジル)です。

                      lapin-agileはlapinがうさぎでagileが身軽や軽快という意味で「身軽なうさぎ」となります。モンマルトル美術館の裏に今もあるシャンソニエ、カフェ・コンセールでかつてはエディット・ピアフもここで歌ったそうです。

                      上のウィレットの作品の題は特殊で、Parce Domineとういう聖歌の歌詞をそのまま題名にしています。この絵はキャバレー シャノワールの店内に飾られていたといいます。

                      アドルフ・ウィレットはキャバレー シャノワールとも関係がとても深い画家なので、ほかの作品も機会があれば紹介したいと思います。

                      まだまだ、たくさんの絵がかかっていますのでパリに行く機会がありましたらぜひ見てください。とってもおすすめです。


                       



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