パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」のVIPシート《後編》

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    パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」をVIPシートでみる〜後編〜

     

    エッフェル塔と同じ年の1889年にオープンしたキャバレー「ムーラン・ルージュ」、「天国と地獄」の音楽にあわせて踊るフレンチカンカンが有名で、1954年に印象派の画家オーギュスト・ルノワールの次男ジャン・ルノワール監督の映画「フレンチ・カンカン」はこのムーラン・ルージュの誕生を描いた物語で、エディット・ピアフがユージン・ビュフェ役、パタシューがイベット・ギルベール役で一場面ずつですが出演し、シャンソンが好きな人も楽しめ、2001年にはニコール・キッドマンとユアン・マクレガーによっても映画化されています。

     

    パリにいったらぜひ見てほしいムーラン・ルージュですが、相席は苦手、日数も少ないから食事もしっかり楽しみたいという方にお勧めしたいのがムーラン・ルージュのVIPシートで、今回はその後編になります。

     

    前編をご覧でない方はパリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」のVIPシート《前編》

     

    VIPシートはこのように二人掛けになっています。

     

     


    パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」のVIPシート《前編》

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      パリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」をVIPシートでみる

       

      エッフェル塔と同じ年の1889年にオープンし、画家のトゥールーズ・ロートレックが通い詰めそのダンサー達を描いたパリのモンマルトルを象徴するキャバレー「ムーラン・ルージュ」。ベル・エポックやアール・ヌーヴォーがお好きな方なら一度は行ってみたい場所だと思います。特にモンマルトルの観光地として、モンマルトル美術館と並ぶおすすめの場所で私も5回くらいムーラン・ルージュに行っています。

       

      中二階のVIPシート、写真左のVIPと書かれているがチケットで優先入場の特典もあります。

      写真の机にも書かれていますが、ムーラン・ルージュではショーの撮影はできませんので、席と料理そして会場の写真を中心にご紹介します。

       

      ムーラン・ルージュの魅力と言えば、もちろんメインのダンスショーではありますが、その他にも食事や周りのお客さんとの交流、幕間にあるステージパフォーマンス、これはショーの合間に曲芸やパントマイムなどが行われます。パントマイムではステージにお客を上げることもあり、だいたい3〜4人が客席から舞台に上げられます。実は私も2回連続で舞台に上げられたことがあり、その他でも特に日本人は高確率で舞台に上げられます。ムーラン・ルージュは基本相席なので舞台に上げられるとそのあと周りのお客さんにもけっこう話しかけられるなど、見に来ているお客さんもフレンドリーな人が多いです。

       

      この和気あいあいとした雰囲気も魅力の一つですが、せっかく見に行くのに相席は嫌だ、日数も少ないから食事もしっかり楽しみたいという方もおられると思います。そんな方にお勧めしたい、ムーラン・ルージュのVIPシートを紹介します。


      パリのクレオパトラ「クレオ・ド・メロード」

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        パリのクレオパトラ「クレオ・ド・メロード」

         

        クレオパトラと言えば、カエサルやアントニウスなど時の権力者たちを魅了したその美貌から絶世の美女と言われたエジプトの女王を思い浮かべると思います。しかし、美女と言われたクレオパトラですがクレオパトラが生きていた当時に製作された絵画や彫刻はなく、唯一の肖像はコインに描かれている横顔だけになります。実はクレオパトラの彫刻や絵画などは彼女の死後にイメージをもとに製作されました。

         

         

        クレオパトラの当時の肖像がわかる紀元前51〜31年に発行されたコイン(画像提供 パリシ―)

         

        そんな美女の代名詞ともいえるクレオパトラ、実は19世紀末のパリにも数々の芸術家たちや王族をも魅了した美の女王クレオパトラがいました。今回は写真を中心にご紹介します。

         

         

         


        19世紀末のアブサンの飲み方

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          19世紀末のアブサンの飲み方

           

          19世紀末のフランスで大流行したアブサン。1915年にはフランスでその中毒症状や流行のため製造禁止になった伝説のお酒。このお酒の幻覚作用と中毒性は、詩人のボードレールやヴェルレーヌ、アルチュール・ランボー、オスカー・ワイルドや画家のロートレックやゴッホ、ゴーギャンなど多くの芸術家たちを虜にし、絵や詩の題材として用いられました。

           

          この美しい色と幻覚作用から「緑の妖精(Fée verte)」と呼ばれたアブサン。

          (現在は、幻覚と中毒性のあるニガヨモギの成分が一定量以下なら製造が解禁されています)

           

          ここではアブサンの歴史ではなく、当時の飲み方を紹介したいと思います。

           

           


          ロートレックが考案したアブサンのカクテル「地震」

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            ロートレックが考案したアブサンのカクテル「地震」

             

            象徴派の画家ギュスターヴ・モローに”彼の絵画はすべてアブサンの力を借りて描かれた”と言われたほど、画家のトゥールーズ・ロートレックはアブサン(フランス語ではアプサン)を愛飲していました。2001年のアメリカ映画「ムーラン・ルージュ」でもロートレックと主役のユアン・マクレガーやその仲間たちがアブサンを飲み、緑の妖精の幻覚をみて歌うシーンが登場しています。

             

            アブサンは当時フランスで芸術家たちに大流行したお酒で、その中毒性と流行のためフランスでは1915年から製造を禁止されました。(現在はニガヨモギの成分が一定以下なら製造が解禁されています)特にアブサンが好きな画家としてゴッホとロートレックが有名で、ロートレックは友人のゴッホがアブサンを飲むところを絵にも描いています。

             

            そこで今回はそんなロートレックが自ら考案したアブサンのカクテル「地震」(トンブルモン・ドゥ・テール)を紹介します。

             


            アルフォンス・ミュシャの美しい挿絵〜トリポリの姫君イルゼより

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              アルフォンス・ミュシャの美しい挿絵〜トリポリの姫君イルゼより

               

              アルフォンス・ミュシャといえばジスモンダやJOBなどのポスターが有名ですが、実は素晴らしい挿絵も数多く残しています。

              しかし挿絵ということはもともとは本の中の1枚であるため1枚1枚見る機会もありませんし、ましてや展覧会では本として展示されているので中の挿し絵が展示されることはほとんどありません。

               

              お店でも、本ではなく挿絵単体を入荷することはあまりありませんが(というよりあまり挿絵だけでは流通していないので)、今回はめずらしく1枚1枚挿絵で入荷した作品をご紹介します。

               

              では、そんなミュシャの素晴らしい挿絵を紹介したいと思います。

               


              モンマルトルのおすすめレストラン「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」

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                モンマルトルのおすすめレストラン「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」

                 

                 

                モンマルトル美術館が開く10時ぐらいにモンマルトルに行くことが多いのですがモンマルトルを散策していると基本困るのがお昼です。モンマルトルはカフェが多く、簡単に済ませるにはいいのですが、なかなか人と行く場合や落ち着いたお店がすくない。かといって丘を下りればいくらでもありますが坂を戻って上るのも大変。

                 

                そんな時のモンマルトルのランチのおすすめが

                レストラン「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」です。

                 

                 


                ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット〜2つの風車

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                  ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット〜2つの風車

                   

                  パリの郊外モンマルトルにあった、野外ダンスホール「ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット」

                   

                  ルノアールが描いた有名な絵

                   

                  ムーランとはフランス語で風車の事ですが、実はムーラン・ドゥ・ラ・ギャレットには風車が2つあることをご存知でしょうか

                   

                   


                  1900年頃のサン=ヴァンサン通りとシャンソニエの写真

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                    1900年頃のサン=ヴァンサン通りとシャンソニエの写真

                     

                    アール・ヌーヴォーの最大の功績の一つともいえるのが、芸術や文化を広く万人に向けたことでした。その中でも一般庶民が手軽に手にすることが出来た芸術はポストカードです。ロートレックやスタンラン、シェレなどアール・ヌーヴォーの画家たちはポストカードを制作し、特にアルフォンス・ミュシャはポストカードの製作にに力をいれ、多数の作品を残しています。

                     

                    このような芸術的なポストカードと対をなし当時人気だったポストカードが各地の風景を写真で写したものになります。江戸時代の日本でも北斎の富岳三十六景や広重の東海道五十三次が人気を博したように、当時のフランスでも各地の風景への憧れはつよく、とても人気になりました。また、写真は画家たちにも多大な影響を与え、ユトリロなどはこの風景写真のポストカードをもとに絵画を描いています。

                     

                    1900年頃のサン=ヴァンサン通りとシャンソニエ

                     

                     

                     


                    「接吻」 1898年 ペーター・ベーレンス

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                      「接吻」 1898年 ペーター・ベーレンス

                       

                       

                      「接吻」Der Kuss 1898年

                      ペーター・ベーレンス Peter Behrens

                       

                      画家であり建築家でもあったペーター・ベーレンスの作品。アール・ヌーヴォー独特の植物のような曲線を髪の毛で表現していながら、色数が少なく、背景はシンプルだが髪の毛を複雑に絡み合わせることでデザインを形成しているなど、フランスのアール・ヌーヴォーとはまた違い、ドイツのアール・ヌーヴォーらしい作品。またこの作品はアール・ヌーヴォーでは珍しくリトグラフではなく木版印刷になります。

                       

                       

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                      リボリアンティークスが協力させていただいている展覧会の公式図録兼書籍です。代表中村大地が執筆した作品解説も収録されていますので興味のある方はぜひお求めください。

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