映画「ショコラ〜君がいて、僕がいる〜」に出てくるポスター解説。

現在公開中の映画「ショコラ〜君がいて、僕がいる〜」を観てきました。

題名のショコラとは写真右の黒人芸人の芸名で、写真左の相方はフッティといいました。

この二人は映画史上初めてスクリーンに登場した芸人コンビで、トゥールーズ・ロートレックも描いています。

実際映画にはロートレックは出てきませんが、名前と彼のポスターは一瞬ですが出てきます。

なので、映画「ショコラ」をより深く楽しむために、出てくるポスターを中心に解説していきます。

 

 

ショコラとは19世紀末から20世紀初頭に活躍した黒人芸人で、そのショコラを演じるのは「最強のふたり」でセザール賞最優秀主演男優賞を受賞したオマール・シー、相方フッティを演じるの喜劇王チャーリー・チャップリンの孫、ジェームズ・ティエレ、しかも、ティエレは実際に4歳からサーカスに出演していた経歴があり、まさに当たり役です。なぜかというと、このコンビ「フッティとショコラ」(Foottit et Chocolat)は実際に「ヌーヴォー・シルク」というサーカスで活躍した芸人だからです。

 

映画に出てきたポスターはこちら

フェリックス・ポタンのチョコレートの広告

作者はジョエ・ブリッジ、描かれたのは1922年ごろです。

 

ロートレックの絵を参考にして作成したというポスターが映画の中に出てきますが、あのポスターは映画のオリジナルです。

参考にしたと思われるロートレックの絵はこちら

1894年「ニブ」

実はこの作品も上記のポスターと同じくポタンのチョコレートの広告です。

 

次は映画の中に出てきたロートレックのポスター2枚を紹介

 

 

この2枚ほんとに一瞬ですが、映画に出ています。

場面は、アントワーヌ劇場です。

この2枚のロートレックのポスターはアントワーヌ劇場の前身「自由劇場」の公演ポスターです。

 

次はショコラにまつわるポスターの紹介です。

ショコラは1888年のヌーヴォー・シルク公演「ショコラの結婚」(La Noce de Chocolat)で有名になります。

その時の主演ポスターがこちら

ヌーヴォー・シルクは映画でもショコラとフッティが所属していたサーカスです。

 

最後に、ロートレックがショコラを描いた傑作を紹介します。

リール誌に掲載された「バーで踊るショコラ」

 

 

1951年の映画「巴里のアメリカ人」でジーン・ケリーがこの衣装・ポーズをして踊ったことでも有名な作品です。

なので、映画「ショコラ」でもこの衣装・ポーズをするかなと期待していたのですが、しませんでした。。。

 

ちょっと違った視線で映画を観るのも楽しいので、観た人も観てない人も映画「ショコラ〜君がいて、僕がいる〜」おすすめですよ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

最後のロートレックのショコラがダンスの雰囲気が出ていて一番素敵ですね!
またオマール・シー主演かぁという感じですが、ぜひ映画も見たいです!

  • mimi
  • 2017/02/02 14:08