サラ・ベルナールの世界展が終わって。 まとめその3 貸出作品編1

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    サラ・ベルナールの世界展が終わって。 まとめその3 貸出作品編1

     

    サラ・ベルナールの世界展まとめ

     

    前回まで会場の外観やポスターをまとめてみましたが、今回はリボリアンティークスが協力させていただいた作品編になります。

    今展覧展、そしてその図録でも一部の作品では解説文を担当いたしましたが、リボリが貸出した作品すべての解説は展覧会の都合上できませんでしたので、図録に解説文が掲載されていない作品を中心に簡単な解説を交えつつ紹介したいと思います。

     

     

    目次

    サラ・ベルナールが描かれている絵画 7点

    サラ・ベルナールの写真       2点

    サラ・ベルナールに関する資料    4点

    ベル・エポックのポスター      9点 計22点

    サラ・ベルナールが描かれている絵画

     

    No.1 「ロレンザッチオ 改訂版」 アルフォンス・ミュシャ

    アルフォンス・ミュシャ「ロレンザッチオ」

    この作品はロレンザッチオの改訂版と呼ばれサラ・ベルナールの意向によりタイトルの下部から「エピローグ」という文字を外したものになります、通常皆さんが展覧会や書籍などでご覧になったことがある「ロレンザッチオ」とは一部が異なり日本の展覧会ではあまり展示されたことがない作品です。改定した詳しいい理由はわかりませんが当時上演後、舞台5場面後のエピローグを外す必要があり製作された物と思われます。

     

    No.2 「メディア」 アルフォンス・ミュシャ

    アルフォンス・ミュシャ「メディア」

     

    こちらもサラ・ベルナール主演演劇のポスターで、作品にはメデと書かれていますが日本では一般的に「メディア」と呼ばれています。死体を前に血が付いたナイフを握り目を見開いているとてもショッキングな場面をミュシャはポスターに用いています。当時のミュシャにしては珍しく、ミュシャスタイルとも言われ人気のあったアール・ヌーヴォーを代表するような優雅で柔らかい作品とは一線を画し、ある意味では後年のスラブ叙事詩などに通ずるところがあるのかもしれません。

    この場面は、夫であるイアソンに裏切られ悲しみと怒りからイアソンとの間にできた子をメディア自身が手にかけたところで左手には蛇のブレスレットを身に着けていますが、このブレスレットは現存し今回の展覧会でも展示されました、日本にある「堺 アルフォンス・ミュシャ館」が所蔵しています。

     

    No.3 「ジスモンダ アメリカンツアー」 アルフォンス・ミュシャ

    「ジスモンダ アメリカンツアー」アルフォンス・ミュシャ

     

    この作品はサラ・ベルナールがアメリカン巡業の際に用いたポスターになります。

    詳しい解説は展覧会図録に掲載されていますのでそちらをご覧ください。

     

    No.4 「サラ・ベルナール」 アルフォンス・ミュシャ

    「サラ・ベルナール」アルフォンス・ミュシャ

    遠国の姫君メリザンドに扮したサラ・ベルナールを描いた作品です。

    この作品も詳しい解説は図録に掲載されていますのでよろしければそちらをご覧ください。

     

    No.5 「サラ・ベルナール」 ポール・ベルトン

    ポール・ベルトン「サラ・ベルナール」

    ミュシャと同時期にフランスで活躍したポール・ベルトンによるサラ・ベルナール。ユリの花畑の中に佇むように描いているが、これは前述のNo.4「サラ・ベルナール」アルフォンス・ミュシャと同じく遠国の姫君メリザンドをモチーフにしていると思われます。ミュシャは自身のデザインしたユリの冠をかぶっているサラを描いていますが、ここではユリの花それ自体で冠に見立てています。

     

    No.6 「ジャンヌ・ダルク」(修正前)とNo.7「ジャンヌ・ダルク」(修正後) ウジェーヌ・グラッセ

    「サラ・ベルナールのジャンヌ・ダルク」修正前

     

    サラ・ベルナールのジャンヌ・ダルク」修正後

    アール・ヌーヴォーの先駆者であるウジェーヌ・グラッセによるサラ・ベルナール、ミュシャがサラを描くより前に描いておりミュシャなどに多大な影響を与えた人物です。画像上が修正前、下が修正後でサラは自身の描かれ方に関心を払っていたことがわかります。

    この作品も詳しい解説は図録に掲載されていますのでよろしければそちらをご覧ください。

     

    次の記事ではサラ・ベルナール写真などを解説いたします。

     


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