山手・京浜東北線新駅「高輪ゲートウェイ」と「高輪大木戸」

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    山手・京浜東北線新駅「高輪ゲートウェイ」と「高輪大木戸」

     

    ついに山手・京浜東北線の新駅の名称が発表されました。リボリアンティークスは山手・京浜東北線の駅「田町」(徒歩3分)と今回発表された新駅「高輪ゲートウェイ」(徒歩13分)の間にありますので、新駅の説明会に参加するなど大変興味がありました。説明会でも新駅は縦に長く開発するとのことなので田町・三田方面へも導線が確保され、将来的には札ノ辻にも歩行者ネットワークがつながるようなので、期待が高まります。

     

    JRの選定理由でも「この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいを見せた地であり・・・・・」となっていますが、実はここに実際に江戸の出入り口である門が存在したことはご存知でしょうか?

     

    これは地元の人か歴史に詳しくないとあまり存知ないかもしれませんが、新駅周辺には実際に門が建っていて、夜は閉まり、朝に開くというまさに江戸のへの入り口、玄関(ゲートウェイ)でした。またゲートウェイには門という意味もあるので、この駅名は「高輪大木戸」ともかけた駅名なのかもしれません。

     

    江戸時代は人の出入りに制限がかけられており、簡単にはよその土地に出かけることはできませんでした。それは逆に「江戸へ入る・出ていく」ことにも制限がかけられており、そのための門が高輪にあったのです。

     

    しかしもともとは江戸の入り口は高輪ではありませんでした。

     

    最初の江戸の入り口はリボリアンティークスのある札ノ辻交差点に門が設けられました

     

    リボリアンティークス前に設置されている案内図

     

    ここには「芝口門」別名「日暮御門」とよばれる門があり、ここからの眺めが格別だったようです。

     

     

    その様子の浮世絵

     

    しかし江戸は急速な人口の増加や発達により江戸を広げるためこの入り口が南の高輪に移されます。

     

    それが高輪大木戸で、今回の新駅が建てられる場所は高輪としてにぎわっていました

     

    広重の描いた高輪の様子

     

    そして高輪ゲートウェイ駅の大体の位置をいれてみると

    この辺だと思われます、左下の土手みたいな場所が大木戸が存在した場所であり、この大木戸がまさに江戸の玄関であったことを示すように、伊能忠敬が日本地図を測量するときの起点は日本橋ではなくこの大木戸を起点にして製作しました。

     

    駅の位置を浮世絵に当てはめると海の上になっていますが、江戸時代は第一京浜の東、現在の山手・京浜東北線の線路から東は海であり、明治になるとこの海を埋め立て鉄道の線路が走るようになります。

     

    その高輪大木戸があった入口にできる新駅が「高輪ゲートウェイ」、この駅周辺の開発説明会でも外国人を強く意識した開発を行うそうなので、高輪ゲートウェイと高輪大木戸も観光の名所になる事を期待しています!

     

     


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