ロートレックを知ることができる映画「赤い風車」と「ロートレック〜葡萄酒色の人生〜」

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    ロートレックを知ることができる映画「赤い風車」と「ロートレック〜葡萄酒色の人生〜」

     

    ロートレックをえがいた映画といえば、1952年に公開された「赤い風車」がまず有名です。この作品はアカデミー賞にも7部門ノミネートされ2部門受賞、劇中の「ムーラン・ルージュの歌」も大人気となりました。

     

     

    この写真はDVDのジャケットですが映画のポスターがこちら

    50年代らしい躍動感のあるすばらしいポスターです。

     

    話の内容もムーランルージュの舞台から始まり、ラ・グーリュの踊りやジャンヌ・アブリの歌、ここで「ムーランルージュの歌」が流れます。そして映画の主演のホセ・フェラーの演技も素晴らしくピンク・パンサーなどで有名なピーター・セラーズもよく映画でホセのロートレックの真似をしたほどです。

     

    ホセの演じるロートレック

     

    ピーター・セラーズのピンクパンサーでの変装、あとカジノロワイヤルでもロートレックになっていたはず、その場面ではホセの映画「赤い風車」の主題歌「ムーラン・ルージュの歌」も流れたと思います。

     

    写真家ポール・セスコーが撮ったトゥールーズ・ロートレック本人

     

     

    しかしこの映画はイギリス映画で製作された作品のため、フランス人である画家のルノアールの息子であるジャン・ルノワールは気に入らず1954年に「フレンチ・カン・カン」を制作したともいわれています。この作品も素晴らしく、歌手のエディット・ピアフやパタシューがウジェーヌ・ビュフェやイヴェット・ギルベール役登場し、挿入歌の「モンマルトルの丘」もシャンソンを代表する曲となりました。

     

    そして1998年にフランスでロートレックの映画「ロートレック〜葡萄酒色の人生〜」が製作されます。

    ロートレックを演じるのはレジ・ロワイエ(Regis Royer)、ロートレックの幼少期から37歳の生涯を終えるまでをテンポよく描いておりロートレックの一生をざっと知るのにとても役立ちます。

     

     

    画塾に通う場面やキャバレー「ル・シャノワール」、しかもこの映画ではシャノワールの場面でルドルフ・サリやアリスティッド・ブリュアンも登場しブリュアンは歌も歌います。

     

    ロートレックの描いたブリュアン

     

    この場面で歌われる歌は実際にアリスティッド・ブリュアンが作った歌ですが、実際に歌われている曲が作られたのは劇中の時代より後になります。その他にも他の画家との交流やポスターの制作、ロートレックの破天荒な描写など面白く描いていますが、残念なことにこの映画、日本語字幕はVHS(ビデオ)しかまだ発売されていません。フランスでDVDは発売されていますが日本語字幕がないのが残念です。

     


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