本の紹介「版画とポスター 太古の刻印からコンピューター・グラフィックスまで」

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    おもしろい本を見つけたのでご紹介したいと思います。

     

     

    「版画とポスター 太古の刻印からコンピューター・グラフィックスまで」同朋舎出版 1996年

    著者はべアリトス・フォンタルとクレール・ダルクール

     

    アール・ヌーヴォーの絵画、特に代表的な画家であるロートレックやミュシャなどの作品を始めほとんどがリトグラフという版画の製法で作成された作品ですが、リトグラフ?版画?といわれてもよくわからないと方も多いと思います。日本では版画というと浮世絵に代表される木版、もしくは学校などで作成した芋ハンコや年賀状に押すスタンプなどが馴染み深いと思います。

     

    しかし、版画を調べようとすると、凸版印刷や凹版印刷さらに平版印刷などいろいろな技法が出てくるので初めての方はとても混乱すると思います

     

    しかしこの本は、凸版印刷や凹版印刷さらに平版印刷という言葉は出てこず、木版画・銅板画・リトグラフ・シルクスクリーンの違いやどのような道具を使用したかをビジュアルで紹介されておりとてもわかりやすいと思います。

     

    木版画のページ、右に道具と版木が紹介されています。

     

    リトグラフのページ、左がリトグラフの印刷機です。

     

    ページ数も50ページと読みやすいので、リトグラフを知りたい方や版画を知りたい方には入門書としてとてもおすすめな一冊です。


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