「トリプレックス」 A.M.カッサンドル

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    「トリプレックス」 A.M.カッサンドル

     

     

    この作品の題名はトリプレックスといいます。トリプレックスとは強化ガラスのことでありその広告ポスターであるが、カッサンドルはガラスよりむしろレースをするドライバーがまっすぐ前を見つめている瞳に焦点をあてました。この至極単純化されたポスターは、まさにアール・デコを体現した傑作の一つといえます。

     

    アール・ヌーヴォーが華やかな装飾や曲線、鮮やかな色使いとすると、アール・デコ独特の余分な装飾や線を極力そぎ落とし、色使いも極力シンプルにしています。しかしながら観る者に強く印象を与えています。


    シャネルの愛人ポール・イリブの版画「誘惑」

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      シャネルの愛人ポール・イリブの版画「誘惑」

       

      ポール・イリブ 1930年

       

      この作品は「LA TENTATION(誘惑)」という題、裸の男女、イチジクの葉から旧約聖書の創世記をモチーフにしているとわかる。しかしここでは知恵の実(禁断の果実)はリンゴではなく、二コラ社のワインになっている。

      創世記に登場する蛇のように女性にワインリストを見せ、ワインを飲むよう誘惑している男性は、顔も細長く目が丸くまるで蛇を擬人化してつくられたようであるが、この男性はネクタルという、ワインショップ「二コラ社」のキャラクター


      「アヤラ・シャンパンの扇子」〜ルイ・イカールの絵より

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        「アヤラ・シャンパンの扇子」〜ルイ・イカールの絵より

         

        ルイ・イカールはアール・デコを代表する画家で、ロートレックのやミュシャたちが活躍したアール・ヌーヴォーの時代より少しあとの時代になります。

         

        作品の技法もロートレックやミュシャなどが多用したリトグラフと呼ばれる石版画ではなく、エッチングと呼ばれる技法で作品を制作されています。

         

        イカールの描く繊細で優雅、それでいてどことなく妖艶な女性はフランスのみならず特にアメリカで人気になりました。もちろん日本でも人気は高く皆様も一度はイカールの作品を目にしたことがあるのではないでしょうか。

         

        今回紹介する作品は、イカールが描いたアヤラと呼ばれる現在もあるシャンパンのメーカーの広告です。

         

         

         

         

         

         

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